にらログ

地方在住20代共働きサラリーマンの買ってよかったものなどを紹介するブログです。

学生時代に人生で一度はやっておきたいアルバイト①イベントスタッフ

こんばんは、にらおです。

 

つい先日こんな質問が、にらおのTwitterの質問箱にきました。

 

にらおは大学時代に、いろんな職種のアルバイトをしていました。もう大学を卒業して結構な年数が経ちますが、未だに楽しかった思い出の1ページには「アルバイト」があります。

仲のいい友人たちと合宿気分で行ったフェスのバイトから、カブト虫屋さん(笑)までいろいろなバイトをやりました。

 

にらおの様々なアルバイトの経験踏まえて、これから大学に入って初めてアルバイトをする人や、そのバイトの裏側を知りたい人へ向けてご紹介していこうと思います。

どんなバイトをしようかな?このバイトってどうなのかな?と迷っている方の役に立てればな、と思います。

 

今日はその中でも一番やった回数が多かったであろう、イベントスタッフの経験談をご紹介します。

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イベントスタッフのアルバイトとは

イベントスタッフとは、コンサート、フェス、ライブなどのスタッフを総称してこう呼びます。通称「コンスタ」。

よくブラックバイトとか、もう絶対したくないバイトといわれることが多いイベントスタッフ

にらおは、一番楽しかったバイトがイベントスタッフでした。

だってライブやコンサートの裏側見れる経験って、あんまりないですよ?

最初はきついけど、ある程度慣れると楽しくなってくるんです(笑)。

なかなか知らないイベントスタッフについて、今日はご紹介していきます。

イベントスタッフのバイトの大まかな流れ

市民会館や、体育館などのコンサートの場合は

 

搬入→ステージ設営→照明調整→チラシ折り込み→開場→開演→バラシ(ステージの片付け)→搬出→清算

 

の流れです。規模によって機材の量や、時間が変わりますがだいたいこんな感じ。合間合間に多めに休憩が入ります。

イベントスタッフのバイトは、作業時間自体は短いですが拘束時間が長めです。大体が朝8時から夜10時など一日中だったりします。

コンサートに行って、スーツを着て案内している人を見かけたことありませんか?あれがイベントスタッフのバイトの方々です。

にらおが人生で初めてバイトしたコンサートの時を振り返りながら、業務内容をご紹介していきます。

にらおの人生初バイト

にらおがバイトを初めてしたのは大学入学してから。それまではバイトの経験は0。高校の頃は部活をやっていたので、実家の農作業をたまに手伝うぐらいでした。

大学に入学し、サークルに入ったところ先輩からアルバイトのお誘いがありました。

 

先輩「今週コンサートのバイトあるんだけどやらない?」

 

入学し、引っ越したばかりのにらおはお金があまりありませんでしたので、

 

にらお「やりたいです!!」

と即答。

 

誰のコンサートかな?と思い聞いてみると・・・

先輩「橋幸夫のコンサートだよー。」

 

にらお「橋幸夫?あの橋幸夫?有名人じゃないっすか!!すげー!!」

 

と、もう田舎者丸出し(笑)。芸能人なんでほとんど見たことがありませんからね。

というわけで、にらおの人生初バイトは橋幸夫さんのコンサートでした。

 

バイト当日

後日、大学前に集合し、先輩たちと一緒に近くの市民会館へ行くことに。

事前に言われていた持ち物は軍手とスーツと革靴。なにに使うんだろうと思いながら、入学式用に買ったスーツと革靴を持ち、バイトへ向かいました。

 

会場に到着し、チーフ(バイトのリーダー)の指示のもと控室に荷物を置き、さっそくステージへ向かうよう指示がありました。

恐怖の搬入作業

普段ステージなんて入れない場所です。期待しながら行くと、ガランとしたステージが。通常のコンサートようなセットなどはなにもありません。

「トラック来たよー」と誰かが言い、部隊の後ろの搬入口の扉が開けられました。外には大きめのサイズのトラック。ヘルメットを被らされトラックに行くと、ガタイのいいスタッフが数人。トラックからセットや機材をどんどん降ろし、バイトがそれを舞台に運んでいきます。

一気に活気づき、飛び交う大声。

 

「もらいました!!」「これどこですか?!?!」「それ上手(かみて)!!」「バイト君、それ下手(しもて)!!!!」

 

ここでバイトは、バイト君やバイトとしか呼ばれません。たまに名前で呼んでくれる人もいますが、少数派です。

 

先輩たちを見よう見まねで、荷物を運んでいましたが、初心者のにらおはどれをどこに運ぶかわかりません。スタッフに「これどこですか?!!!」と聞いたりしながら、汗だくになりながら機材などを運びました。

 

途中めちゃくちゃ怒鳴られている人もいました。当時はそんな怒鳴るんかい、と思いましたが、コンサートの機材はすごく高価です。今では怒鳴る気持ちが少しだけわかります。何千万とかするのもありますからね(笑)。

 

トラックにぎっしりと詰まっていた荷物たちを約30分ほどで運び終えると、汗だくで天パのにらおの前髪はクルクルになってました(笑)。

 

搬入終了の後、設営

搬入が終わると、バイトたちはステージ前に整列して待機。ステージを組み立てたり、機材のセッティングをしているスタッフさんに呼ばれるのを待ちます。スタッフに呼ばれたらそのスタッフの手伝いをするのですが、アタリ場所とハズレ場所があるのです。

アタリは照明さんハズレは音響さん。(実際に音響やっている方いたらすみません。)

照明は、機材が軽くて軽作業多め。女性のスタッフが多いです。

音響は、スピーカーやPA卓(よく客席の真ん中にある大きい機械。ツマミがいっぱいあるやつです)がめちゃくちゃ重いのです。それをいくつも運ぶので、力がないとマジできついのです。音響担当になると、バイトの疲れが2倍ぐらいになります(笑)。

 

初心者は呼ばれるがまま行きますが、先輩方はある程度知っているので楽そうなところに行きます(笑)。にらおも数か月後には慣れてきて、楽そうな場所に行くようになりました。

スタッフさんの手伝いをしていると、徐々にステージができ上がっていきます。1時間前までなにもなかったステージが、コンサート!っていう感じになります。

できあがったステージを見るのは感動ものですよ。

照明の位置調整

ステージができ上がると、指示された人数のバイトが残され、残りのバイトは控室へ戻ります。残ったバイトは、照明の位置調節をするためにステージに立たされます。

ギター、ドラム、そして橋幸夫さんの位置に立ち、スタッフさんが照明の位置を調節していきます。

アーティストはこんな景色を見ているんだ・・・。とか思いながら、立ち続けます(笑)。短い時間ですが、アーティスト気分を味わえるのでオススメです。

それが終わると控室へ戻り、設営は終了です。

設営終了後

設営が終わるといったん休憩をし、チラシの折り込みをします。当日配るチラシを作る作業です。帰りに渡されるチラシみなさんももらったことありありませんか?

5種類ぐらいのチラシを、順番に折り込んで1部にまとめていきます。流れ作業でみんなで1000部ぐらい作ります。

チラシ折り込みと同時に2,3人は「ベタ」と呼ばれる役割をします。

「ベタ」は、関係者入り口などの前で、スタッフ以外が中に入らないようにする見張り番みたいな役割です。椅子に座れる場合は楽ですが、立ちっぱなしの時はきついです。交代しながら終演までずっと続きます。

チラシの折り込みが終わるとベタを交代などしながら、ひたすら休憩の場合が多いです。多い時は2時間ぐらい休憩があります。この間にスーツに着替えます。

開場前

開場時間の30分前ぐらいにミーティングがあります。ここでチーフが決めた開場中、開演中の役割を伝えられます。おおまかに

 

セキュリティ(ステージ前や、両側の扉の前などの前でお客さんを監視する人)

告知(お客さんを並ばせたり、注意事項を告知する人)

物販(グッズ販売の列を捌く人)

モギリ(チケットを確認する人)

案内(お客さんを席まで案内する人)

ベタ

 

などの役割を経験によって割り振られます。

初めての人はベタか案内になる場合が多いです。そのうちやりたい場所になれるようなことも。にらおは好きなアーティストの時はステージ前などを希望していました。

にらおが初めての時は案内でした。

開場

開場すると並んでいるお客さんが一気に入ってきます。ここから開演まではあっという間。

橋幸夫さんのコンサートは、やはり高齢者が多いので案内は大忙し。お客さんを客席まで案内しているうちに、あっという間に開演の時間になります。

開演

開演するとチーフの指示で交代しながら休憩を回していきます。だいたいコンサートは2時間なので30分ごとぐらいで交換しながら休憩できます。

チーフが慣れていないと休憩がうまく回らず、みんな疲れ果てることもあります(笑)。

コンサートではあまりないですが、ライブハウスのバイトだとダイバー(ダイブしてくる人)を受け止めるのもバイトの仕事です(笑)。

終演30分前から交代でスーツから私服に着替えるため、交代しながら徐々に人数を減らし、数人を残し残りのバイトはステージ脇に待機します。

終演後、過酷なバラシ(撤収作業)

公演が終わると、「客出し」と呼ばれるスタッフがお客さんを客席から外に出てもらうように声を掛けます。

「館内で清掃作業をしますので、速やかに退出ください」とか言っているスタッフがいますが、それが客出しです。

お客さんがいなくなると、そこからバラシと呼ばれる撤収作業がスタートします。

これが過酷なんです(笑)。

開場を取っている時間という制約があるので、公演が長引いたりするとさらに大変。急ぎ、焦りのためスタッフは覚醒して鬼になります(笑)。設営のとき優しかったスタッフが、いきなり激変することもよくあります。

スタッフもバイトも疲れているけど、ここが踏ん張りどころ。最後の元気を振り絞って、荷物を運びます。

設営は時間がかかりますが、撤収はその半分ぐらいの時間で終わります。講演が終わって1時間もすると、ステージはまた最初の何もない状態に。

これで、イベントスタッフの作業は終了です。

バイトを終えて清算タイム

作業が終了したら、お待ちかねの給料清算の時間です。

イベントスタッフのバイトは日当ではなく時給制。朝から晩まで(8:00~22:00)だと14時間。遅くなると深夜手当や、交通費などを含めて15000円以上のときもあります。

初めてのバイト代は、時間はたしか9時間ぐらいで、7500円でした。だいたい時給は800円ちょい。

初めてのバイト代7500円は、10年以上たった今でも覚えています。

家に帰って写真まで撮ってました(笑)。

休憩が多い(4~5時間ぐらいある場合もある)ので、大学生には美味しいバイトでした。

イベントスタッフのバイトをするうえでの注意点

4年間イベントスタッフのバイトをしたにらおが教える、これさえ守れば大丈夫なポイントは、

 

とにかく元気よく返事などをする。

基本的に呼ばれたら元気よく返事しましょう。声さえ出せば、何とかなります(笑)。

荷物(機材など)を受け取ったら、大きな声で「もらいました!!」と言う。

機材は高いので、落としたら大変。受け取ったら合図の意味も込めてもらいましたといいましょう。

わからないことはちゃんと聞く

わからないまま適当なことをすると怒られます。聞けば教えてくれるので、素直に聞きましょう。

お客さんには丁寧に接客する

お年寄りや子供も、お客さんです。雑に扱うとそのアーティスト自体が嫌われてしまいます。バイトだからと思わず、丁寧に接客しましょう。

 

結構当たり前のことばかりですね(笑)。

イベントスタッフは、とりあえず元気良ければ怒られることはないという簡単なバイトです。スタッフさんは怖い人やいかつい人が多いですが、元気よくいけば意外と優しいです。

イベントスタッフのバイトをしてよかったこと

アーティストが間近で見れる

ほとんどないですが、運が良ければ有名なアーティストと話せたりすることもあります。平原綾香さんにお礼を言われたことがありますが、それ以来好きになりました(笑)。

お金をもらってコンサートの雰囲気を味わえる

普通ならばお金を払って見るコンサートやライブが、お金をもらってその場にいることができます。ただし楽しむことはできません(笑)。

体力・筋肉がつく

重い機材を運ぶのを筋トレだと思えば、筋トレしてお金がもらえるような夢のようなバイトです(笑)。実際に筋力ついたと思います。

好きなアーティストの公演に携われる

これが一番のよかったことです。AIRJAM2012やARABAKI ROCK FES.などのフェスや、10-FEETやクロマニヨンズやBRAHMANのライブなど、普段見に行く側の公演に携わることができました。

これ結構自慢できることかなーと思います。人生の1ページに刻めるような出来事でした。

これからイベントスタッフのバイトをしようと思っている人へ

イベントスタッフのバイトは正直向き不向きがあると思います。たぶん嫌いな人はすごく嫌いなバイトです。でも、にらおが楽しくこのバイトを続けられたのは仲のいい友人や先輩たちと一緒にバイトしたからだと思います。

派遣で行って知らない人と一緒に、となると嫌いなまま終わっていたかもしれません。

なので、イベントスタッフのバイトをするときは仲のいい友達と一緒にすることを心からオススメします。

おわりに

すごく長くなってしまいました(笑)。初めてのバイトを絡めながら紹介しましたが、うまく伝わったでしょうか?

よくネット上では悪く言われるイベントスタッフのバイトですが、慣れればあんなに楽なバイトはないと思います。好きなアーティストの公演に携われる機会なんてないです。気になる方は、辛いかもしれませんがまず一度やってみましょう!

人生何事も経験。

今回はイベントスタッフのバイトをご紹介しましたが、次はどのバイト紹介しようかなー。悩みますね。次の更新をお待ちください!

以上、にらおが「学生時代に一度はやっておきたいアルバイト①イベントスタッフ」をご紹介いたしました。