田植えをしたよっていう話

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こんばんは、にらおです!

なかなか更新できませんでしたが、今までご紹介してきた米作り紹介企画、今回はいよいよ第4弾『田植え』編です!

米作り編の中では、重要なイベントの田植え。これが終わると農家はやっとひと段落できます。

よく田植えしている光景は見るけど、なかなか近くで見る機会はないと思うので詳しくご紹介していきたいと思います。

  • 田植えの仕組み
  • 田植えの役割分担
  • 田植えを終えて
  • おわりに
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    田植え

    田植えとは、皆様もご存知のようにイネの苗を田んぼに植えていく作業です。

    今まで田植えのために、苗の土作りをし

     種まきをし 

    成長した苗の消毒をしてきました。 

    その苗を、今日はついに田んぼに植えていきます!

    田植えの流れ

    田植えをする日の朝に、今日植える田んぼに苗を運んでいきます。

    山積みしても大丈夫。

    大体1台に50枚の苗を載せて田んぼに運び、朝の作業は終了。これが、一番きつい作業です。

    朝ご飯を食べて、8時から田植えスタート。お昼ごはんタイムを挟み、大体16時ぐらいまで植えます。

    これを約2日半やりました(笑)。さようなら、私の休日。

    田植え機(クボタ NSU65)

    田植えに使う田植え機。にらおの家ではクボタの田植え機NSU65を使用しています。2006年に発売された今では古いタイプです。

    クボタ NSU65

    6条植えといって6列を一気に植えることができます。後ろ側はこんな感じ。

    苗をセットした状態はこんな感じです。横に6枚苗がセットされています。

    植え始める前(運転手にらお父)

    田植え機の価格

    お値段は約280万。農機にしては妥当な感じがしますが、一年のうち3日しか使用しないと考えると非常に高価なことがわかります。そんな頻繁に乗り換えることはできません。

    田植え機の便利な機構(オプション)

    田植え機には苗を植えるだけでなく、便利な機構がいっぱい付いています。

    箱まきちゃん

    箱まきちゃんは、田植え機の後ろに入れた苗に箱剤と呼ばれる殺虫殺菌剤を定期的に供給してくれる機械。レールで左右に移動しながら自動的に苗に箱剤を供給してくれます。

    箱まきちゃん

    昔は苗に人力で振りかけていましたが、箱まきちゃんのおかげで、その必要がなくなりました。イネに悪影響を及ぼす虫や、病気を防ぎます。

    こまきちゃん

    こまきちゃんは、除草剤を植えた場所に散布してくれる機械です。植えた場所に振りかけるように、除草剤を散布してくれます。

    こまきちゃん

    温風ドライ施肥機

    また、運転席の後ろには肥料を入れる場所(ホッパー)があります。

    このホッパーからホースで後ろにつながり、温風と一緒に植えた苗の場所に肥料を送り込みながら苗を植えていきます。

    ホースの中を温風と一緒に送り込まれます

    温風を送ることで除湿効果が生まれ、肥料詰まりが少なくなるとのこと!

    中にはこんな肥料を入れます。

    肥料

    この肥料は、色によって溶け出す時期が違うので、一回入れれば稲の穂が出るまで肥料をやる必要がないという優秀な肥料。ですが、便利な分高いです(笑)。

    ゆう優ロータ

    植えるところの前にこんなロールがついています。

    ゆう優ロータ

    田植えをしていくと田植え機がターンした際に車輪の跡が残ります。この青いロールが回転しながらならしてくれるので、その跡をならす必要がなくなりました。

     以前は、トンボを使って人力でならしていたそうで、かなりの手間だったそうです(おじちゃん談)。

    田植えの仕組み

    当日にTwitterにもあげましたが、実際の様子はこんな感じです!

    早くてわかりにくいですよね。

    この写真が苗を植える機構の拡大図。

    溝の部分から苗を取っていきます

    実際にはこの爪部分(ロータリー)が回って、苗を取りそのまま植えていきます。

    爪は一定の場所をかきとり、苗が左右に移動してどんどん下に移動してきます。送り機構もベルトコンベアで制御されています。

    まっすぐ田植えできる仕組み

    田植えってきれいにまっすぐ植えられていますよね。これには理由があります。

    植え始めると脇に車輪が出て、田んぼにマークをつけていきます。

    このマークに田植え機前方の部分(黄色の丸部分)を合わせることでまっすぐと植えることができるのです。

     

    田植えの役割分担

    田植え機が高性能になったおかげで、最悪1人で田植えはできます。

    ですが実際には運転手、肥料や苗を運ぶ人、使い終わった苗箱を洗う人など総勢7人で作業しました。一番大変なのは、運転手のにらお父。頭が上がりません。

    田植え中は、苗や肥料がなくなったら補充したりするだけで、運転手以外の補助の人達は正直暇です(笑)。

    なので、山菜取ったり

     カナヘビ見つけたり

    自由に過ごしていました(笑)。

    田植えを終えて

    やっと田植えが終わった!という達成感がありました。

    今までは田植えを手伝うのがあまり好きではありませんでしたが、今回はブログのネタができると思うと自分から進んで手伝うことができました(笑)。

    会社とは違う達成感というか、やっぱり肉体労働の後はなんか清々しい気持ちになりますね、めっちゃ疲れましたけど。

    手で植えていた昔とは違い、今はここまで機械化されているので、手間がかからなくなった分、機械にお金がかかります。それで米づくりを続けていけなくなった農家も多いと思います。

    会社員の片手間でできるほど簡単な世界ではないのを実感しました。父ができなくなった後どうしよう・・・。

    おわりに

    今回は田植えについてご紹介しました。

    これを見た方が、お米がどうできるかを知って、さらにどんどん食べてくれれば発信した意味があったかなと思います。

    にらおの家で作っているのはコシヒカリなのですが、ネット販売したら買ってくれる人はいますかね?(笑)

    次ご紹介するのは、おそらく草刈りか稲刈りになると思います。

    以上、にらおが『現代の田植え』についてご紹介しました。最後までご覧いただきありがとうございました!

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