出窓の寒さ対策には二重窓がおすすめ。リクシルのインプラスを設置!

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こんばんは、にらおです。

出窓って外観はおしゃれなので、家を建てる際に付けたいって方も多いのではないでしょうか?

しかし出窓があると、冬は非常に寒い空気が入ってきます。暖房をつけて部屋を温めてから寝ても、朝には部屋が冷え切って寒いなんてことも。

にらおの娘は夏に生まれて、今回人生初の冬。産まれたばかりの赤ちゃんが快適に過ごせる温度は20℃前後と言われていますが、主に過ごす部屋の室温は11月頃でも10℃前後でした。

新生児の娘が快適に過ごせるためにはどうすればいいか・・・。

にらおが考えた末にしたことは、窓のリフォームでした。窓をどのようにリフォームしたかというと、リクシルのインプラスという二重窓にしました。

実際にインプラスを取り付けた出窓

インプラスにリフォームした結果、もともとあった床暖房だけで部屋が暖かくなり、エアコンを付けなくても部屋が適温(約20℃)になったことで娘も元気に過ごせています。12~2月の寒い時期もこたつもいらないほど暖かく、真冬日でも床暖房だけで20℃前後の室温を保っています。

今日は出窓の寒さ対策にぴったりな、リクシルのインプラスについてご紹介いたします。

  • インプラスのデメリット
  • 実際にインプラスを設置した感想
  • おわりに
  • 部屋の寒さの原因は出窓だった

    もともと2階に部屋があったにらお夫婦ですが、子供が産まれるにあたって居住スペースを1階に移しました。

    にらお夫婦が普段いる部屋は家の北西の洋室です。この洋室には道路に面した大きな出窓があるのですが、冬の寒い時期に寝ていると冷気が流れてくるのを感じました。

    冷気が流れ込んできていた大きな出窓

    地震によって部屋に隙間でも開いたのか?と思いましたが、原因は出窓から流れてくる冷気だと判明。

    出窓はぴったりと閉まっていましたが、出窓とカーテンの間のスペースの温度がとても冷たい!その冷たい空気がカーテンの下から流れ込み、部屋の温度を下げていました。

    二重窓の検討

    嫁ちゃんの実家では、窓という窓が全て二重窓になっていました。雪国では二重窓は一般的で、冬場は外からの冷気をシャットアウトし、なおかつ断熱効果もあるため、部屋の温度も下がりにくいとのこと。

    そんな嫁からの提案もあり、にらおの家を建てた建設会社に相談するとLIXIL(リクシル)で取り扱っているインプラスという二重窓が人気だと教えてもらいました。

    インプラス

    リクシルが取り扱っている内窓、それが インプラス。最短1時間で取り付けができるというスピード施工が強みです。

    実際ににらお家で取り付けたときは、工事業者のサッシ屋さんが一人で来て、1つの窓あたり1時間もかからず取り付けていました。3ヵ所で2時間ぐらいと本当にスピード設置でした。

    設置方法も、

    1. インプラスの窓枠を設置
    2. 窓をはめ込む
    3. 鍵部分などの調整

    という工事なので、家具などを移動していなくてもできます。窓枠を設置するときに電動ドライバーの音が出るぐらいで、ほこりなども出ないので、アパートやマンションでも安心です。

    現状の窓枠の手前の部分にインプラスの窓枠をねじ止めするとこのようになります。

    実際にインプラスを取り付けた状態

    右側がもともとあった窓。その窓枠にインプラス(左側)を取り付けています。

    また建物の構造による制限がないため、戸建て住宅のみならず、マンションやアパートなどにも取り付け可能です。

    インプラスのメリット

    インプラスを導入して二重窓にすることでどのようなメリットがあるかをご紹介します。

    断熱効果

    家の中で最も熱の出入りが多いのが窓。窓を断熱することで、家中の断熱効果が高まります。

    出窓とインプラスの間に空気の壁ができる!

    今ある窓(にらお家の場合出窓)とカーテンの間に内窓(インプラス)を取り付けることで間に空気の層ができ、その空気の層が壁の役割をしてくれます。その結果、部屋へ冷気が入ってくるのを防いでくれます。

    冬の朝、試しに内窓を開けてどのくらい寒いか嫁ちゃんと確認してみると、出窓と内窓(インプラス)との間の空気は「まるで外!!」と思うぐらい、ひんやりとしていました。その時の間のスペースの温度は5℃、室温は床暖房を入れた状態で15℃ぐらいでした。出窓のガラスは一応ペアガラスでしたが、そこまでの断熱効果はありません。

    今回一番に求めていたものがこの断熱効果でした。インプラスにリフォームしてから、冷たい空気が部屋に入ってくることもなくなり、床暖房のみで部屋が十分温かいので、この冬ほとんどエアコンを付けていません。

    もしエアコンや暖房器具を買おうとしているならば、購入金額や電気代などをトータルで考えても、インプラスの設置がおすすめです。

    結露軽減

    寒い時期に起こりやすい現象として結露があります。エアコンで部屋を暖めると、気づくとサッシやカーテンが水滴でびしょびしょなんて経験ありませんか?

    結露は、外気で冷えたガラスやサッシに室内の空気が触れると、空気中の水滴になって起こります。インプラスにすると、冷えた外側の窓と室内の間に空気の層ができることで、結露の発生を抑えてくれます。

    また、インプラスのサッシは熱伝導率の低い樹脂製サッシです。通常のサッシは金属製が一般的ですが、樹脂製なのでインプラス自体に結露が発生することはほとんどありません。

    結露の抑制にも効果的な樹脂製のサッシ

    結露の発生を抑制することで、カビやダニの予防にもつながり、家族の健康への悪影響も予防することができます。

    インプラスにリフォームしてから結露の発生は一度もありません。結露が起きないので、掃除が楽です。

    今まで結露によって窓枠に黒カビが発生して、大掃除の時細かく拭いていました。インプラスにしたら結露すらしなくなるので、カビが発生しません。その結果、大掃除の時短にもつながります。

    遮熱効果

    インプラスは冬の寒い時期にだけ効果があると思っていましたが、暑い夏にも効果があります。インプラスのガラスを、遮熱高断熱複層ガラスという種類を選ぶと、夏の日差しを約60%カットし、冷房効果を高めます

    出典:LIXIL公式サイト

    冬季と同様に夏も、暑い空気の多くは窓から侵入します。窓を遮熱することで部屋の温度上昇を防ぎ、なおかつ断熱性能が高いインプラスによって冷房効率が上がるというわけです。

    まだインプラスを導入してから夏を経験していないので、こちらは未確認です。冬だけかと思いきや、夏もメリットがあるのは想定外でした。

    防音効果

    にらおが住んでいる田舎では気になりませんが、都市部に住んでいるご家庭では赤ちゃんの泣き声やペットの鳴き声が外に響かないか気になっている方も多いと思います。

    インプラスを設置すると、騒音が80dBから40dBに半減します。これは交通量が多い道路レベルの騒音が、図書館並みの静けさになるぐらいの防音効果があります。

    インプラスを取り付けることで、防音効果も抜群にUP

    内側から外に向かってだけではなく、外からの騒音も同じように半減します。

    今回にらお家でインプラスを設置した部屋は、道路に面していてまずまず車が通ります。娘がお昼寝中に結構うるさいエンジン音の車が道路を通っても、今のところ起きてしまったなんてことはありません。

    産まれたばかりの赤ちゃんがいるご家庭にこそインプラスはおすすめです。

    目隠し効果

    インプラスには数種類の目隠しガラスの種類があります。目隠し効果のあるガラスにすれば、室外からの視線を気にする心配がなくなります。

    出典:LIXIL公式サイト

    中でも、ブラインドイン複層ガラスにすればカーテンをする必要もなくなります。

    インプラスとは関係ないのですが、にらお家のお風呂場は曇りガラス+ブラインドという組み合わせ。ブラインドはホコリがたまりやすく、紐の部分は黒カビが発生して困っていました。

    このブラインドインタイプの窓だと、ブラインドの汚れや黒カビの心配がないので、後々はお風呂もブラインドイン複層ガラスのインプラスにしようと思っています。

    防犯効果

    インプラスのような内窓を設置することで、防犯効果も期待できます。泥棒になって考えると、侵入しようとしている窓が二重窓の場合、単純に2回窓ガラスを割らなくてはいけないので諦めると思います。

    あくまで個人の考えですが、防犯の面でもインプラスは効果的です。

    インプラスのデメリット

    導入するメリットが多い二重窓のインプラスですが、デメリットもいくつかあります。

    開け閉めの手間が増える

    二重窓にすると、今まであった窓の内側にもう一枚窓が増えます。そのため窓の開閉の手間は今までの倍になります。ただ、掃除や換気の時ぐらいしか窓を開けることもないので、そこまで気になってません。

    費用がまずまず掛かる

    インプラスを設置する費用は窓のサイズにもよりますが、取り付け工事込みで窓一枚当たり4万円~15万円ぐらいします。にらお家は今回

    • 出窓 幅2560㎜×高さ1300㎜
    • 窓 幅1650㎜×高さ1100㎜
    • リビング 幅2550㎜×高さ2200㎜

    の3ヵ所をインプラスにしました。費用はそれぞれ

    • 出窓   引き違い窓4枚建て 80400円
    • 窓    引き違い窓2枚建て 43100円
    • リビング    引き違い窓2枚建て 138500円

    出窓は幅が長いため4枚の窓になりました。また、リビングの窓はテラスドアと呼ばれる大きいサイズですが、サイズ的に特注になってしまい割高でした。

    取り付け調整費用などの工事費用が18000円、3ヵ所合計で28万円かかりました。値段だけ見ると正直高いなーと思います。

    しかしこの冬1シーズン乗り越えましたが、今年はほとんどエアコンとこたつを使用する必要がないぐらい部屋が暖かくなったので、冬季にかかっていた電気代が一月あたり1万円ぐらい安くなりました。夏も遮熱効果によって冷房を付ける頻度も少なくなると思います。

    実際にインプラスを設置した感想

    にらお家では今回出窓と窓、その他テラス窓の3ヵ所にインプラスを設置しました。

    まずは出窓。

    インプラス設置前の出窓

    こちらにインプラスを設置すると、

    インプラス設置後の出窓

    このようになります。出窓の底板にレールを設置するので、このような感じになります。

    インプラスの窓は、熱伝導性の低い樹脂フレームです。木目が印刷されたプラスチックのような上品な仕上がりです。遠目ではプラスチックには見えません。

    インプラスの樹脂フレーム

    続きまして、通常の窓。こちらは出窓がある部屋の南側の窓です。

    通常窓に設置したインプラスの様子

    出窓だけではなく、いろいろなサイズの窓に取り付けられるのもインプラスの強みだと思います。

    おわりに

    出窓にインプラスをリフォームした結果、今まで冬場寒かった部屋がエアコンを付けなくても過ごせるぐらい快適になりました。費用はかかりますが、それよりも娘が快適に過ごせる環境になったことが一番です。娘のためなら安いもんです(笑)。

    防音効果により車などの騒音も少なくなったためか、毎日たくさんお昼寝できています。

    なのでインプラスは子育て中の方や、これから子供が産まれる方にこそおすすめです。

    にらおは今回インプラスにリフォームして良かったと思っています。今すぐには出来ませんが、後々は家中の窓をインプラスにしようと計画しているぐらいです。寒さ対策を検討している方はお早めに!

    以上、にらおが「リクシルのインプラス」をご紹介しました。

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